朝4時に現地へ到着し、翌朝9時の便で出発したので、滞在時間はわずか29時間。なかなかの弾丸出張でした。
空港からホテルまでは送迎があると聞いていたのですが、空港を出るとプラカードだけが置かれていて、肝心のドライバーがいない……。
普段は海外でも自分で移動することがほとんどなので、「GRABで行けばいいか」と何度も思いました。でも、ドライバーにも事情があるだろうし、勝手にホテルへ行ってしまえば、迎えに来た時に余計な混乱を招くかもしれない。
そう考えて待ち続けました。
待っている間はプレゼンのスライドを仕上げていましたが、さすがに2時間経って眠気も限界に。
結局、自分でGRABを呼んでホテルへ向かいました。
こういう時こそ、焦らず、怒らず、淡々と、一番合理的で安い方法を選ぶ。
それがその人の力なのだと思います。昔バックパック一つで世界を回っていた頃を思い出しました。
もっとも、あの頃は30歳前後。あれから16年が経ち、さすがに体力や鈍感力が落ちている。
さて、今回の学会の目的は、マレーシアの耳鼻咽喉科医の先生方に手術の面白さや基本を伝えること。そして、学会を運営されている現地の先生方や、海外から招待された先生方との交流を深めることでした。
滞在はたった1日でしたが、講演もディスカッションも充実し、多くの先生方と意見交換をすることができました。
そして何より、私のセッションには会場いっぱいの先生方にお集まりいただきました。
満員御礼。
海外でもこれだけ多くの方に興味を持っていただけたことは、本当にありがたく、身の引き締まる思いです。
また次の機会にも、「来てよかった」と思っていただけるような講演ができるよう、日々研鑽を積んでいきたいと思います。
大村和弘


