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最近の活動がUNCのTwitterに載りました

最近はもっぱら、ご遺体を使用させていただいて解剖の研究をしております。
今までも手術研修会などでご遺体を触らせていただいたことは何回もありますがこれだけじっくりと色々な場所を見ることができるので、本当に勉強になります。
本来この手術の部屋は、外部の人が使用すると一日6000ドルかかる場所。このツイートしてくれている女性がこのトレーニングラボのマネージャーで、彼女が全てのトレーニングラボの調整をしています。しかも手術をする際の機械だしもやってくれて、本当に至れり尽くせりです。アメリカはこういうところは本当に進んでいて、日本との差を痛感させられます。

この写真は、UNCのフェローが論文の査読者から質問があった内容を補足するために、写真を撮ろうと思ってねと、ふらっとトレーニングラボのマネージャーに電話のテキストメッセージを送って、フェローが来た時の様子です。こういう気軽さが無いと、論文化になかなかつながらない。日本だったら、同じことするにも内視鏡やら道具の準備も含めて全て自分でやらなければいけないので、この調整だけで数日もしくは数ヶ月かかるので。
いいチャンスなんで、手技を手伝わせてもらいました。


願わくばここでの研究でいくつかの新しい術式や手術に使える解剖学的なランドマークの報告をできればと
思っています。

アメリカは7月1日から新しいレジデントやフェローが入ってきます。いわゆる僕らの4月1日みたいなかんじ。
目をキラキラさせた新しい先生たちが沢山いて、なんだかこっちも気が引き締まります。
アメリカ滞在も、残すところ5ヶ月。なんとか結果を残さないと。