MENU

日本人耳鼻科医のプレゼンスを高める!!

ドバイで行われた世界耳鼻咽喉科学会での招待講演に続き、アジアオセアニア耳鼻咽喉科学会に招待をいただきました。どちらも4年に一度のオリンピック大会です。
今回この二つの耳鼻科オリンピックのような学会に招待をしていただき感じたことがあります。

日本人で招待を受けている医者が少なすぎる!!

2017年にミャンマーで行われていたASEAN耳鼻咽喉科学会も日本人は僕一人だったし(その時は僕は招待されていません)実際ホームページに記載されている招待講演を受けている医師の人数と日本人の割合を調べてみると、わずか1%です。特にアジアオセアニア学会は気持ちとしては半数以上を占めて欲しいのに、なんてことでしょうか。

先日フロリダで行われたNASBS(ノースアメリカン頭蓋底外科学会)でアジアオセアニア耳鼻咽喉科学会のプログラムを作成している方にお会いしたので、

「なんで日本人の招待講演が少ないんだ?」と伺ったら、

「日本人知らないんだよね。知っていたら誘いたかったのに」

と。

まずは、今年の8月にベトナムで行われるアセアン耳鼻咽喉科学会に日本人がどんどん参加することが最初のステップになりそうです。誘って行かないと。僕としては、まず今回の学会でのプレゼンでしっかりとインパクトを残すことが大切です。頑張るぞ!!

鼻副鼻腔腫瘍・鼻副鼻腔悪性腫瘍と付き合いやすい世の中にする
東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科 大村和弘