MENU

若手優秀発表賞をいただきました!!第63回日本鼻科学会

最近の学会は、若手の先生たち(今年は42歳以下)対象に優秀発表賞のチャンスがあります。演題の内容、スライドの作り方、発表の仕方などなど詳細は不明ですが、日本全国の鼻科を志す若手の先生たちの中で評価をされます。昨年は海老原央先生が鼻腔腫瘍(内反性乳頭腫の基部に関する検討)で賞をいただきました。今年は、同じく鼻腔腫瘍ですが、鼻腔悪性腫瘍である【嗅神経芽細胞腫における対側および頭蓋底浸潤の病理学的進展様式の検討】というタイトルで発表をし、強豪の先生たちの中で若手優秀発表賞をいただくことができました。慈恵医大の鼻科チームとして、そして鼻腔腫瘍・頭蓋底チームとして大変光栄なことで、とっっっっっっっても嬉しいです。

この研究によって、嗅神経芽腫の術前の画像診断から、より確実にきっちりと断端を陰性で腫瘍を取り切るための切開のプランニングができるようになりました。慈恵医大の病理部の深澤先生をはじめそのチームの先生、そして放射線診断部の馬場先生をはじめそのチームの先生方、何よりも関口昌孝先生ご家族の皆さま、旭中央病院のチームの先生方、心よりおめでとうございます。

より多くの患者さんがこの研究によって、腫瘍を最小限にしかし断端陰性で切除してもらうことができ、病気を克服して欲しいです。論文化が待ち遠しいです。

優秀発表賞のお祝いを関口先生の好きなソフトクリームでしました!

#鼻腔腫瘍 #鼻腔悪性腫瘍 #内反性乳頭腫 #日本鼻科学会 #嗅神経芽腫 

大村和弘