先日、僕が手術を教えている後輩の先生の英語論文が通りました。
後輩が筆頭著者の英語論文が通るというのは今までも沢山経験がありますが、今回は、なんといっても彼が考えたアイデアの英語論文が通ったので、喜びが格別です。論文を書くのはやはり難しいので、最初は上の先生のアイデアを借りてそのデータをまとめることで論文を書くというのは普通です。大抵の先生はそこまでで終わってしまうのですが、論文を書く喜びというのは、普段の臨床で困っていることを少しでも解決できるような新しいアイデアを考えて、発表することで、世界中の先生たちが恩恵を得る。このサイクルを回せたときに初めて感じます。今回彼は、普段の臨床で困っていることを少しでも解決できるような新しいアイデアを考えて、発表をするところまで初めてできました。まあ論文化できても、世界中の先生たちがそのアイデアを理解して自分の臨床に使ってくれるようにするにはもっともっと努力が必要ですが。。。
