先週の日曜日に、カンボジアの医師から自分たちでは難しい症例があるんだけれど、相談にのってもらえないかという連絡が来ました。普段このような連絡は極力自粛している彼らからの連絡なので、そういったときはしっかりと現地に行ってサポートをできるようにしたいと考えています。雰囲気的には数ヶ月待てるかと思って、今度学会に行ったときにどうか?と連絡すると、患者の痛みが強いから早い方が良いとのこと。土日で来れないか?とのこと。
土日の予定は今月はぎっちり詰まっているので、スケジュール表と睨めっこしていたら、なんと金曜日一日手術が入っていない日がありました。ということで夜中に日本を出発し、朝着で、夜9時にカンボジアを出るという滞在時間12時間のカンボジア手術をやっています。
術後をかなり慎重に見なければいけない症例であれば、できませんが今回はそういう患者ではないので、なんとか無事に終わらせて帰って来たいです。土曜日は、朝から大学院の授業と、ユネスコの会議と早稲田塾での講演とこれまた気を緩められません。
声をかけてもらえる幸せを噛み締めて一つ一つ頑張ります。

大村和弘