2021年9月23日・24日・25日の三日間で第60回日本鼻科学会総会・学術講演会が滋賀で行われました。コロナ禍であるもののハイブリッド開催となり、久しぶりのオンサイトでの発表も可能である学会開催となりました。この度45歳以下で鼻科学に関する国内外の学術誌及び学会で優秀な発表をした学会員（日本鼻科学会賞規定 改変）に対して送られる鼻科学会賞を受賞することができました。鼻科学会の理事の先生方の投票で決まる賞なので、非常に公平な選考過程を経ている賞です。歴代の受賞された先生方も、僕が尊敬する先生方ばかりですし、慈恵医大のOBの先生方から、慈恵医大として非常に誇りに思うというコメントをいただきました。当教室員からは今まで2名の先輩が受賞しております。
学会初日の昼に、授賞式及び受賞講演が行われ、
【鼻腔腫瘍の局在別の術式選択の一案 および 新規術式開発への情熱と開発経緯】
と題し、大村和弘の専門であり日本で一番多くの症例の手術を行っている鼻副鼻腔腫瘍に対して、新たに開発したオリジナル術式10個の紹介、そしてどのようにその術式を着想したのかという開発経緯を発表しました。講演の最後にはライフワークとして行っている東南アジアに対する14年間にわたる医療ボランティアの報告も行いました。全国の耳鼻咽喉科医師35名、看護師12名、医学生10名とともにカンボジアを訪れ技術協力をしている様子を受賞講演をきっかけに沢山の先生方に知っていただくことができ、多くの反響をいただきました。実際の様子は下記からご覧ください。益々頑張らないと！！
https://www.facebook.com/DrBalaFanPage/videos/539431123789862/
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