高い技術こそが人を助ける。医療と教育で世界をつなげたい!!
そんな気持ちで医者4年目の2007年より行っている活動です。
現在は耳鼻咽喉科の中でも私の専門にしている鼻副鼻腔手術を世界中の先生方と共有しております。2020年は活動をWebinarに絞りましたが、今までのべ25名の外国人医師を日本に招待し、1ヶ月から3ヶ月の教育を行っております(カンボジア・ミャンマー・インド・ブラジル・タイ・ラオスなど)。日本からカンボジアへの手術支援は、医師35名、看護師12名、医学生10名、岩国ユネスコ協会との共催で高校生も5名参加してくれています。カンボジアでは耳鼻咽喉科領域で初の疫学調査も行っております。その他にも、ミャンマー・ラオスへ定期的に手術指導に行っております。年に1週間という短い期間ですがそれを10年以上続けるとずいぶん形になってきました。教え子たちも、その国を背負う耳鼻科医になってくれています。自分の技術を更に高めるモチベーションです。
2021.2.8 大村和弘
大村の国際協力の活動記録集
今までの活動のダイジェストになります。(カンボジア・ラオスでの活動中心)
ラオスでの活動の様子
中村哲先生から教えていただいた、
「医療の現地の文化を壊さないようにする方法として医者は一人で現地のチームに入れてもらう方法が良い」
というコンセプトで現地に入っています。
2013年での手探りの様子。
2014年、現地医師との関係性が徐々にできてきて、新たな広がりを持たせる様子。
大村の日本での活動記録集
慈恵医大での活動の様子及び国際協力のモチベーションなどを話しております。
手術とはどのように向き合うか?ということを話しております。
日本の耳鼻科の先生方に行っている手術研修会の紹介動画です。
慈恵医大が外国人に対して行っている手術研修会の紹介動画です。
外国人向けコースの参加者のコメント中心の動画です。
病院内の気道トラブルゼロを目指して、行っているハンズオンコースです。
大村は耳鼻科として豚肉を使った外切開(輪状甲状膜穿刺・切開)の技術を共有させていただいております。
講演集
ブラジルから僕のところに留学に来ていた、ブラジルでアクティブに頭蓋底手術を行っている病院の一つである、Instituto Felippu de Otorrinolaringologia のDr.Alex から講演の依頼をいただきました。
頭蓋底手術に世界で初めて内視鏡を使用したCarrau教授と一緒に講演をさせていただきました。
シンガポール耳鼻咽喉科学会が開催するWebinarでの招待講演にて、世界中の有名な耳鼻咽喉科医師の中で日本人として唯一選ばれました。