最近すっかりブログがご無沙汰になってしまいました。
昨年末から本当に沢山の学会での招待講演や講演会の機会をいただきまして、相変わらず元気しております。
今までは鼻の領域の専門の方々にお話しをする機会をいただくことが多かったのですが、最近は耳の専門の先生方や一般の大学生の方々にお話しをする機会をいただくこともあり、非常に光栄に思っております。内容は手術にどうやってイノベーションを起こすのか!!という内容です。壮大・・・。
今回全然違う分野の先生にお話しをする内容だったので、一からスライドを完全に作り直しました。おかげさまで新たな可能性が見えてきたような気がします。鼻の専門の先生と、耳の専門の先生方は同じ耳鼻科医でも少し違う感覚を持っていることがよくわかったし、やっぱり分野は違えど上を向いて歩いている人たちは格好良いですね。
下記の会は、防衛医科大学の水足邦雄先生からお声かけいただきました。
耳オンライン研究会
https://otomtg.com/previoustalk/
2021/12/9 第3回研究会
東京慈恵医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科
大村和弘先生
経鼻内視鏡手術の世界も随分変化をしております。 その中で、鼻腔腫瘍や頭蓋底手術に焦点を当てて日々手術を行なっている術者が今回は、経鼻内視鏡での手術の魅せ方や、鉗子操作で意識をしていることを皆様と共有できればと思います。 さらに、新規術式を2017年からの4年間で10個論文化している経験から 新規術式をどのように生み出しているのか?その発想の仕方も共有できればと 思います。 (司会より)耳科手術にも内視鏡が導入されたり、新しい術式や病期分類が導入されたり、新しい動きがありますが、それでもまだ私たちは偉大な達人の耳科手術を超えられないでいます。達人達の圧倒的な経験量を追体験する事はできない私たちの世代は、どうすれば耳科手術を本当の意味で進化させることができるのでしょうか。私は近年大きな進歩を遂げた鼻科手術にヒントがあると感じています。そこで今回、敢えて鼻科手術のフロントランナーである東京慈恵会医科大学の大村先生にご自身の経験を踏まえてお話をしてもらうことにしました。きっと、私たちにも起こせるイノベーションのヒントがあると思います。