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ママはキミと一緒にオトナになる 読みました

僕の尊敬するライターのさとゆみさんの書かれた「ママはキミと一緒にオトナになる」を読みました。

本の宣伝には下記のように書いてあります。

「話すほどでもない幸せ」がちゃんとある。

Webメディア「kufura」で2020年~3年間にわたって連載した子育てエッセイの書籍化
コロナ禍での学校生活、著者の離婚、働く母の葛藤、口げんかと家出…
日々の暮らしの色々が、母と息子の「会話」を通して、リアルに伝わってくる
「子どもが生まれてわかったのは
“たしかにできなくなったこともあるけれど、
それ以上に、できるようになったことの方がずいぶん多い”
ということだった」(本文より)
息子の言葉を聞いて笑ったり、考えさせられたり、悩んだり…。
どこの家庭でもあるそんな日常の中にある
「話すほどでもない」幸せを、気づかせてくれる一冊。

本を読むと、子育てをしながら感じる気持ちをしっかりと言葉にしてくれていて、そうそう、僕もそう思って
いるんだよ。という気持ちを確認できる本です。技術系のキャリアを志す医師は男女問わず、どうしても子育てを自分のキャリアの弊害だと思ってしまうことがあって、心配していますが、この本に出会ってもらえればそのようなことを思わず、仕事に向き合ってもらえるのでは、と産休や奥さんが出産前の医局員に配っています。

あっという間に読めて、めちゃめちゃおすすめです。

ちなみに、さとゆみさんは女性の髪の毛に関する本を沢山出されていますが、僕はこの写真のように短髪なので、この本以外には、「書く仕事がしたい」「道を継ぐ」を読ませていただきました。どれも本当絶品です。言葉の持つ力をまざまざと感じさせてもらって、活字の新しい世界を見せていただきました。