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本日は私の命日の予定でした

先日、手術をした患者さんから、こんなメッセージをいただいた。余命を近医で1年と宣言されたが、無事に手術が終わり、その一年を越すことができました。という文脈でのメッセージだった。

僕は神様ではないけれど、毎日自分たちの手で、少しでも癌というとてつもない大きなものに抗いたいと思っている。先日も詳細はあまり言えないけど、とてつもなく大変な手術があった。そういう時の術後は病院に泊まって、何かあったときにすぐ駆けつけられるようにしている。

泊まっててよかったと思う瞬間は、幸いなことに無いけれど、何かあったときに泊まっていなかったら自分のことを責めてしまいそうで、泊まっている。

術翌日に抜管すると、患者はこっちの心配はよそに、いつ退院できますか?と聞いている。でもきっとそれで良いんだと思う。あのメッセージをくださった患者も、私の命日の予定日だったということをいつか忘れる日が来ることを願っている。