東京医大の塚原教授にお声かけいただきまして、日本内視鏡学会でシンポジウムの機会をいただきました。今年は日本内視鏡学会やがん治療学会など、科を超えた学会に参加させていただきました。耳鼻咽喉科単独よりもはるかに規模も多いですし、機械展示(業者さんの展示)も多く盛り上がっていて面白いです。やはりマーケットサイズの大きな部門の方が新しいテクノロジーや企業が入ってきやすいということを肌で感じる瞬間です。
ダビンチやダビンチに付随した発表がかなり多くありましたが、耳鼻咽喉科領域でもどんどん使われ始めている印象でした。しかしながら鼻や頭蓋底の領域に使われる可能性があるかと言われると、超えなければならないハードルはまだまだありそうでした。
今回の発表テーマは【経鼻内視鏡手術における翼口蓋・眼窩・側頭葉へのMulti-port/Multi-angle アプローチ】としました。最も最先端(最深端)へのアプローチを他の科へ紹介する良い機会だと思っての一番最近の知見をご紹介しました。
テクノロジーの発展に負けないように、技術の研鑽も積まないと。科を跨いだ学会だからこそ得たチャンスとして、僕の大学時代の先輩で、立川相互病院産婦人科で働かれている黒田浩先輩がわざわざ会場に見にきてくださいました。産婦人科の手術技術を磨くべく、外科医として真摯に努力されている姿は昔から変わらないなと肌で感じることができました。こんな先生がいたら患者さんも安心するんだろうなー。自分も見習ってやり続けないと!!

大村和弘