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今まで、新しい術式を作ってきた。

それは、今まで治療できなかった人たちへの治療を作ることで、新たに助かる人たちが増えるということ。

不思議と術式を作ると、その術式が必要な患者が目の前に現れる。それらの大半の人たちは、その術式がなかったら、手術はできませんと言って断ってしまう人たちだ。

手術は万能ではないことはわかっている。手術でなんでも助けられるなんて全く思っていない。でも手術ができませんと言っている自分は、なんだかとても情けない気持ちになるし、自分の価値がとても無く、申し訳ない気持ちになる。

その反面、他の病院で手術を断られている人たちと出会う時に、手術できますよと言っている時の自分は、なんだかホッとしている。それが自分が作った術式があったからこそ言えた時は、さらにホッとする。自分の価値を再認識できている瞬間だからなのかもしれない。

そんなことをぼーーっと考えていたら、「道」という言葉が急に頭に浮かんできた。術式作るって、道を作ることと似てる。僕の作った道を歩いてくれる医者がいて、その道のおかげで助かる患者がいる。今週も自分の作った術式で助けることのできた患者が3人。この3人が横にひろがって、30人に、3000人にそして30万人になってほしい。

「道」と言えばアントニオ猪木の道の詩が無性に聴きたくなった。

【この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けば分かるさ】

猪木オリジナルなのかと思っていたら、僧侶・歌人の清沢哲夫が作った「道」という詩が基だったとAIが教えてくれた。まあそれはどうでも良いけど・・・・

大村和弘