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今年も無事にカンボジアでの医療活動を終えることができました。

3月20日から25日の6日間、相変わらず凝縮した時間でした。

まずは毎年我々の訪問に合わせて開催してくれているカンボジア耳鼻咽喉科学会。

驚いたことは、参加する医者の人数が年々増えていることです。以前は100人程度だったのが、おそらくその3倍はいるであろう規模でした。やはり元気な若者たちがいると、会の雰囲気が元気な印象で、将来がとても楽しみです。以前留学していた先生たちも発表を任されるようになってきていて、鼻科のセッションは特に、なかなかのレベルの手術手技でした。

とはいえ、なんだかんだでまだ教科書的な発表が多いので、アジアの学会はどうしても一方通行の情報提供になりがちなのですが、今年は私が司会に当たっていたセッションをラウンドテーブルにしてみて、会場の皆もクリッカーで参加できるような企画を作ってみました。やっぱりインタラクティブの方が盛り上がりますね。今後も症例を提示して、そのアプローチ方法を皆で考えるというようなプレゼンを準備するのが良いかもしれません。救急症例も多いから、それもいいかもしれない。もう一つは招待講演として、若手のために基礎を教えてほしいというリクエストがあったので、BASIC ESSという題材で30分発表をさせてもらいました。

そもそもカンボジアはポルポトの出来事があったために、病院の中に40歳から55歳くらいの人たちがあまり居ない印象があります。以前に日本に来ていた留学生たちも、今やカンボジア耳鼻咽喉科学会の中核メンバーになっていて、中堅というかむしろ管理職になっています。将来がますます楽しみです。